井上道義指揮の読響でマーラーの8番
2018-10-04


ここで満を持して女声合唱でグレートヒェンが登場し、さらに「罪深き女」、「贖罪の女」、「サマリアの女」、「エジプトのマリア」と次々に「女」が登場。最後に「栄光の聖母」(森麻李)がスポットライトをあびてオルガン・バルコニーに登場。この演出はなかなかやるなぁって感じがしました。そう、ファウストの魂はメフィストの手に渡ること無く、グレートヒェンの天上の祈りと栄光の聖母マリアによって救済され天に昇ることになる、その象徴的な場面を視覚的にもとても印象的に見せてくれました。そして最後にあの有名な一節、「永遠に女性的なるものが、われらを引きて昇らしむ」Das Ewig-Weibliche Zieht uns hinan.これどう解釈するんでしょうねぇ。女性的という意味を持つ言葉はドイツ語に色々あるのに、強いて形容詞を名詞化して、しかも中性名詞にして「女性的なるもの」を表しています。ユングのグレート・マザーまで読み込む必要はないと思いますが、地母神とか生命の根源とか、あるいは愛とかエロスとか、最近色々物議を醸し出している「生産性」の根源としての母性とか、そんなものを聖母マリア=グレートヒェンに仮託して、ゲーテは『ファウスト』の最後を歌い上げたのかもしれません。この一節が始まると客電が次第に明るくなって、最後の音が響く頃には客席が明るく照らされているという演出も効果的でした。

マーラーの交響曲の中で8番は出来がいい方かもしれません。もっとも上に書いたように交響曲と呼ぶのは微妙ですが。それでもマーラーってやっぱりスキゾだよね。


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最高気温21℃ぐらい。どんより曇って、時々パラパラ落ちてくるといった空模様。


今朝はキンモクセイの香りが家の周りに充満していました。屋上に上がったらまた違った匂いが。ドゥフトヴォルケがきれいに咲いていました。
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チャイナ・ドール
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フレグラント・アプリコット
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芝生は何となくしっとり湿ったような感じがします。
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ラ・フランス
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パパメイアン
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レディ・ヒリンドン
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ミニバラ
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カワラナデシコ
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