それにしても日本代表はだらしないですニャー。このところ試合をするたびに弱くなっていく。うまくいっていた時の記憶がだんだん薄れていくんですねぇ。そしてチームが崩壊して、何をやったらいいのか、誰もわからなくなってくる。監督も何も指示できない。そこに「個が強くならなければいけない。チームワークなってものは、日本人なら誰でもわかっている」とかいう、自分勝手な、いや、個の強い方が現れたりして、ますますチームが混乱してきました。
一体どこまで崩れていくのか、実に面白い。なかなかの見物です。あろう事かマスコミまでジーコの時代を彷彿とさせるようなフォーメーション論争にうつつを抜かしています。曰く、「ワントップは誰それ・・・トップ下は・・・」。フォーメーションというのは、キックオフの瞬間の布陣でしかないってことは、誰でもわかったはずなのに。不毛ですねぇ。守備にしろ攻撃にしろ何をするのか決めごとが一切ないですから、まあ、選手は怖くて仕方ない。相手の気配がするとばば抜きのばばを掴んでしまったように、ボールを横にはたいて、さらに横に蹴って、三つ目は後ろ。相手のゴールがどんどん遠くなります。この後も怖くて怖くて戦えない、腰抜けの試合が続きます。戦術を選手に伝授できない監督はそろそろすっこんでもらった方がいいんじゃなかろうか。本大会まで1年しかないわけですからねえ。
恐怖の「横・横・後ろの法則」
監督と一緒に「ザックザックと墓穴を掘る響き」
昨日(6月16日)掲題の演奏会を聞いてきました。場所は上野の石橋メモリアル。リコーダーの山岡重治、太田光子、それにガンバの平尾雅子、チェンバロの繻`亜樹子の面々。最近ノリノリのメンバーじゃありませんか。こちらは戦術がはっきり決まっている。聞かせどころ見せ所は太田光子ですよ。いつもニコニコのミツコチャンの笑顔を見ただけで、お客さんは満足しちゃいます。
それは大袈裟としても、山岡のストレートで伸びやかな笛の響きと、その響きを継承しつつ、さらに音楽の楽しさを伝えてくれる太田の笛の生き生きとした演奏は格別。この日は全てリコーダー2本と通奏低音のためのいわゆるトリオソナタばかりを並べて聞かせてくれました。
まず、初期バロックのカステッロのソナタ、それにフォンターナのソナタ。どちらも初期バロックのオペラのレチタティーヴォ、アリア、レチタティーヴォ・・・と音楽が自然な生命力を得て流れ出すように、単一楽章のなかに緩急を織り交ぜ劇的に展開していくソナタです。初期バロックのこういう形式って面白いですねぇ。切れ目があるようでないようで、語っていたかと思うと、突然歌い出す。歌っていたのがいつの間にか語りになる。そんな緩急自在な音楽を二人のソロと二人の通奏低音が呼吸ぴったり合わせて演奏していました。代表チームに欠如しているチームワーク、共通の感性、連動性、滑らかな動きだし・・・そういったものの全てがここにありました。
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