大野和士指揮の都響で ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、シベリウスの交響曲第2番他
2019-09-08


まだまだ酷暑が続きますが、音楽界は夏休みが終わってシーズン・イン。今日は池袋の芸術劇場で都響を聞いてきました。フィンランドとの外交関係樹立100周年と銘打った演奏会。大使館関係者らしき人々が多少。恐らくフィンランド語だと思われる言語の音を初めて耳にしましたが、明らかにヨーロッパの言語じゃなくて、どこかで東洋とつながった響きがしていました。もう一つ渡邉暁雄生誕100年という年でもあるそうだ。渡邊の奥さんは確か鳩山一郎の娘。思えば渡邊の指揮でよく都響を聞いたものです。今は昔、下手くそなオケだったけど内から燃え上がるものはみんなが共有していた。シベリウスの2番なんかは感銘深い演奏を繰り広げたものです。

プログラムの最初は『トゥオネラの白鳥』。弦の細やかな響きをバックにコーラングレがみごとなソロを吹いていました。2曲目はホアキン・アチュカロって人をソロに迎えてラフマニノフの2番。この人のやる音楽はどうも内向的な雰囲気でオケとアンサンブルしようという気はあまりないみたい。都響の方もそこら辺は心得たもので、無理にソリストを引き立てることもなく、オケとピアノが調和することがない、お互いに無関心を貫き通す演奏でした。コンチェルトにしてはブラスがやけにうなりを上げていたし、ピアノはそんなことにはお構いなく我が道を行くんだけど、オケの中に埋没してしまう。何ともちぐはぐな演奏でした。

後半は渡邊時代からの都響の十八番、シベリウスの2番。第1楽章から都響のパワー全開。木管の緻密なアンサンブル、咆哮するブラス。艶やかでしかもたっぷりと歌う弦。どれを取っても超一流の演奏だったんじゃないでしょうか。休み明け最初になかなかみごとな演奏を聴かせてくれました。



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今日はこれから台風が来るんだそうだ。昼間の最高気温は34.3℃。もう発狂しそうな蒸し暑さです。今のところ特に風が強いわけでもなく、雨が降っているわけでもありませんが、きっといらっしゃるんでしょう。

朝のうちは曇っていましたが、午後は青空が広がっていました。
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インフィニティ・ローズ
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ドリフト・ローズ
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ストロベリー・アイス
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