この楽器の発音機構はダブルリードなんで、一般的に想像されるバグパイプの音色に近いかもしれません。
バグパイプ古代エジプトあたりが起源らしいんですが、管楽器なのに呼吸法が独特で、いわゆる循環呼吸を使って切れ目なく音楽が流れていきます。特徴的なのがドローン管で常に低音が鳴ってますね。そうなると音の切れ目がわからなくなるので、日本の尺八(アタリ、ユリ)のように指で切る演奏方法になるみたい。
有名な「勇敢なるスコットランド」(1分20秒あたりから)
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「オールド・ラング・サイン(蛍の光)」、ブレスと音楽の流れとが全く関係ないことがよくわかります。
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フランスのミュゼットはもうちょっと洗練されていて、クラシック音楽の楽器として扱われます。
シェドヴィーユ
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イングランドの田舎の踊り
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ボワモルティエ
右手のふいごでバッグに風を送っているのがよくわかります。ミュゼットは歌口から息を吹き込むタイプと、右手のふいごを使うタイプがあります。
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