ヴィンツォー指揮読響でドヴォルザーク、モーツァルト
2024-07-13


今日は池袋で読響の土曜マチネを聞いてきました。指揮者はカタリーナ・ヴィンツォーという女性。全く未知の人でしたが、最初かなエネルギー全開。まずはドヴォルザークの序曲『謝肉祭』。打楽器が勢揃いして高らかに打ち鳴らされ、一気に祝祭的な盛り上がりを築く。中間部でちょっとやすらぎの時間が流れるが、とにかく賑やかな序曲だ。読響は開始からのお祭り騒ぎを見事に演奏しておりました。

懐かしいジョージ・セル指揮クリーブランドの「謝肉祭」。

2曲目はモーツァルトのフルートとハープの協奏曲。かつてはよく演目に上がったものだが、最近はほとんど聞かないですねぇ。時代がモーツァルトまでは古楽器という事になったせいかもしれない。フルートはマチュー・デュフォーという人、ハープは読響の影山梨乃という人。オケの編成を減らして美しい音楽を狙ったみたいだけど、美しすぎて食い足りない。特に第2楽章の天国的な掛け合いのあたり、現代の聞き手の感覚とは乖離しちゃっているのかなぁ。如何ともしがたい睡魔に襲われる。

ランパルとラスキーヌそれにパイヤール室内管弦楽団でそのモーツァルト。

後半はドヴォルザークの8番。これはもうボヘミアのかほり全開。冒頭のチェロの主題が芬々たるスラブ臭を掻き立てます。数十年前はこの曲に「イギリス」って副題がついていたような気がするけど、あれは何だったのかな。オックスフォードだかケンブリッジだかで、ドヴォルザークが音楽学の名誉博士号をもらったとか何とか、そんな時代に被っていたせいかな。ヴィンツォーという指揮者、地味で田園的な第2楽章でもかなり大掛かりな盛り上がりを作ったりして、なかなか起伏に富んだ演奏を聞かせてくれました。

これも名盤。ジョージ・セル指揮のクリーブランドでドヴォルザークの8番。
* Symphony No. 8 (Dvo〓ak) - Szell, Cleveland O. CBS/SONY[LINK]
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昨日は結局14ミリの雨が降りました。今日はまた暑さがぶり返して、最高気温31.9℃。


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パレード
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桔梗とマイスタージンガー
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多少つるバラの花が残っています。
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