長谷寺
2025-12-08


長谷寺に行くか室生寺へ行くか。バスの便が両方を結んでいた頃は問題なかったんですが、今は室生寺に行くには1時間に1本のバスしかない。日も短くなっているし、両方を回るのはちょっと慌ただしいんで、今回は長谷寺だけ攻めてみました。

長谷寺の駅から歩いて15分ぐらい。歩道もなく車の往来の多い2車線の道路を縫うようにしてたどり着きます。

(鎌倉の長谷寺には次のような看板が立っているそうだ)
本尊の十一面観音像は日本最大級の木造の仏像です。寺伝によると、開山の徳道上人が大和国(奈良県)初瀬の山中で見つけた楠の巨大な霊木から、二体の観音像が造られました。
 一体は大和長谷寺の観音像となり、残る一体が衆生済度の願いが込められ海に流されたといいます。その後、三浦半島の長井浦(現在の発声・はつせ)あたりに流れ着いた観音像を遷(うつ)し、建立されたのが長谷寺です。

とまあそんな由来でございます。三浦半島の発声(はつせ)に流れ着いたってぇのは、偶然なのか必然だったのか? 現在は初瀬(奈良)の長谷寺は真言宗豊山派の総本山。鎌倉の長谷寺は浄土宗の寺院。
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ちょっと石段を上がった先に山門。
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山門をくぐると屋根付きの石段、登廊(のぼりろう)が続きます。
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登廊の途中で右に折れると、こんな景色。
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中央奥に小さく写っているのが二本杉(ふたもとのすぎ)。
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右端に写っているのも二本杉。これは構図を完全に失敗しました。

源氏物語で夕顔の娘である玉鬘(たまかずら)が、かつて夕顔に仕えていた右近と運命的な再会を果たすシーンに登場するのがこの二本杉。

二本の 杉のたちどを 尋ねずは  
古川野辺に 君を見ましや
(右近)
現代語:長谷寺に詣でていなかったら、姫に会えたでしょうか

初瀬川 はやくのことは知らねども
今日の逢瀬に身さへ流れぬ 
(玉鬘)

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