昨日(4月16日)は池袋の芸術劇場でドゥセのリサイタルを聴いてきました。Dessayという名前、以前は「デッセー」なんて書かれていましたが、今回の呼び屋(農協じゃない方の)JAは「デセイ」と仮名にしています。本人は “2C” とサインするそうで、「ドゥセ」と書くのが一番近いはずです。
そんなことはどうでもいいんですが、昨日のリサイタルはクローズドな鑑賞団体向けの公演でした。まあそのお余りのチケットを入手したわけですが、普段は絶対に買わない、音が上に抜けてっちゃう1階席だったので、適切な感想かどうかわかりかねますが、とにかく思いついたことを書いておきます。
まず思ったのは、「時の流れは残酷」。記憶に残っていたドゥセとは全くの別人になっていました。え〓と、曲目は・・・
クララ・シューマン C.Schumann
5つの歌曲より「美しいために私を愛するのなら」(リュッケルト) 作品12-2
Liebst du um Schonheit (Ruckert)
ユクンデによる6つの歌より「ひそやかな語らい」(ロレット) 作品23-3
Geheimes Flustern hier und dort (Rollet)
6つの歌曲より「彼らは互いに愛し合っていた」(ハイネ) 作品13-2
Sie liebten sich beide (Heine)
3つの詩より「風雨の中を彼はやって来た」(リュッケルト) 作品12-1
Er ist gekommen in Sturm und Regen (Ruckert)
ブラームス Brahms
4つの歌より「ひばりの歌」(カンディドゥス) 作品70-2
Lerchengesang (Candidus)
5つの歌曲より「私の歌」(フライ) 作品106-4
Meine Lieder (Frey)
5つの歌より「秘めごと」(カンディドゥス) 作品71-3
Geheimnis (Candidus)
デュパルク Duparc
戦いのある国へ(ゴーチェ)
Au pays ou se fait la guerre
旅への誘い(ボードレール)
L'Invitation au voyage (Baudelaire)
恍惚(ラオール)
Extase (Lahor)
R.シュトラウス R.Strauss
5つの歌より「私の心は迷う」(ヘンケル) 作品48-2
Ich schwebe (Henckell)
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