ナタリー・デセイ & フィリップ・カサール
2014-04-17


おとめの花より「すいれん」(ダーン) 作品22-4
Wasserrose (Dahn)

8つの歌より「夜」(ギルム) 作品10-3
Die Nacht (Gilm)

2つの歌より「春のひしめき」(レーナウ) 作品26-1
Fruhlingsgedrange (Lenau)

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プーランク Poulenc 
気まぐれな婚約(ヴィルモラン)
Les Fiancailles pour rire (Vilmorin)
 1.アンドレ夫人 La Dame d'Andre 
 2.草の中に Dans l'herbe 
 3.飛んでる Il vole
 4.私の屍は長手袋のように柔らかだ Mon cadavre est doux comme un gant
 5.ヴァイオリン Violon
 6.花 Fleurs

ラフマニノフ Rachmaninov
ヴォカリーズ 作品34-14
Vocalise

ここはすばらしい場所(ガリーナ) 作品21-7
Zdies kharacho

ドビュッシー Debussy 
現れ(マラルメ)
Apparition (Mallarme)

アリエルのロマンス(ブルジェ)
Romance d'Ariel (Bourget)

ドリーブ Delibes
歌劇『ラクメ』から「美しい夢を下さったあなた」
“Tu m'as donne le plus reve”, extr. de Lakme



黒髪をブロンドに染め、睫毛にも金色のスパンコールを振りかけ、キンキラキンのラメラメ・ドレスに身を包んで登場。こんな色彩で[LINK]、タイトなドレス。 

まずクララ・シューマンやらブラームスやらの多分一度も聞いたことがない曲が並びます。どれもこれもモヤッとした、掴み所のない叙情的なメロディ。シューマン夫人の曲は旦那の「アラベスク」のようなピアノの曲想に歌を乗っけた感じ。それに比べると聞いたことはないとは言え、ブラームスの作品はさすがと思わせるところがありました。プログラムによるとドゥセはドイツ語が堪能なんだそうだ。でもブラームスまでは借りてきた猫状態。もともとオペラの人で、舞台設定のないリサイタルで自己表出をするのは慣れていないのかな。やっとデュパルクになって、言葉の束縛から解放されて自分の音楽を表現し始めたように聞こえました。その後のシュトラウスはもちろんドイツ語ですが、ブラームスに比べると曲の華やかさが違うんで、楽しく歌っていたみたい。

後半はシルバーメタリックというか、チタン合金のような鈍い金属的輝きのドレスにお召し替え。


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