いい天気
2020-01-01


今日はお正月。一休さんでお馴染みの一休宗純。女色、男色、飲酒、肉食、妻帯・・・禁忌の限りを犯し尽くした、いわば破戒僧だったわけですが、天皇の御落胤ということもあって許されていたんでしょう。いわゆる忖度というやつ。ただし頭のキレは本当に凄かったそうです。でこの一休さんですが、wikiによると正月に杖の頭にドクロをしつらえ、「ご用心、ご用心」と叫びながら練り歩いたんだそうだ。

古代ローマ。将軍の凱旋パレードには「メメント・モリ(生にあって、死を忘ること勿れ)」というキャッチフレーズが叫ばれたそうだ。「将軍は今日絶頂にあるが、明日はそうであるかわからない」ということ。ですが、古代においては別の意味があって、「今を楽しめ!」、「食べ、飲め、そして陽気になろう。我々は明日死ぬから」、そんな意味合いで使われたらしい。論語の「朝聞道、夕死可矣(明日に道を聞かば、夕べに死すとも可なり)」とは正反対の意味になっちゃいます。

中世ヨーロッパ。キリスト教にがんじがらめに縛られた社会の中でメメント・モリは別の意味を持つようになりました。つまり「現世での楽しみ・贅沢・手柄が空虚でむなしいものである」とキリスト教の道徳観・価値観を強調する意味合いで使われるようになりました。絵画の場合には、ヴァニタス[LINK]すなわち虚栄とか虚空とでも言うんでしょうか、緻密な静物画の中に死のシンボル(髑髏や萎んだ花など)を描くのが一般的になったりしました。

門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし

一休さんの狂歌。読んで字のごとしですが、正月に髑髏の杖を突いて歩いたという逸話に何とも相応しい歌にも思えます。ただし出典は不明だそうだ。

そこでふと思いついた。

メメント・モリ=なんまんだぶ

こう訳せるのではないか。



東京では朝のうち曇っていたようで、ぐっすり眠っていたんで知ったこっちゃありませんが、おそらく日の出は見えなかったんじゃないでしょうか。でも日中はいい天気になって最高気温は11℃近くまで上がりました。


12時を過ぎると南側のビルの影が長く伸びてきます。
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マツムシソウ
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チャイナドール
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ストロベリー・アイス
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