横浜でサバル様御一行を聞いた翌日、京都へでかけました。実を言うとサバル様御一行もその日に京都へ。ですから
青山記念バロックザール[LINK]で演奏会を聞くこともできたんですが、当然といえば当然。チケットは完売でございました。
今回は紅葉見物というわけでもなく、ただ何となく展覧会でも見に行ってこようかという漠然とした目的でございました。まずは嵐山の福田美術館へ。悪名高いアイフルの経営者と関連があるらしいんですが…日本の内なるユダヤ
。「ゼロからわかる江戸絵画 ーあ!若冲、お!北斎、わぁ!芦雪ー」というタイトルの展覧会。北斎はともかく、見るべきは若冲と芦雪。若冲も芦雪もいわゆる「奇想の系譜」に連なる画家ですが、日本画における写実と奇想天外な発想の面白さとを存分に発揮した二人でございます。特に芦雪が応挙の名代として串本の無量寺で描いた
「虎図」[LINK]が最近殊のほか世間の覚えめでたくなっており、どこの展覧会でも目玉になっていますが、今回は虎さんはお目見えにはなっていませんでした。
嵐山に来たついでに、最近新たな名所となった(?)祐斎亭に行ってみました。水盤や漆塗りのテーブルのリフレクションを利用して面白い写真が撮れる場所。瑠璃光院と同じような発想です。
翌日はまず京都文化博物館の
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